福岡県警察本部が「子ども(孫)の声の信号機」を初導入
2015-03-31 17:25
テーマ:行政・公共
福岡県警察本部が、高齢者を事故から守るため、子どもの声で注意を呼びかける信号機「孫心信号機」を3月30日(月)に福岡市で導入しました。
この「孫心信号機」は、「孫の声」で注意喚起することで、高齢者に事故防止の意識を高めてもらうのがねらい。歩行者用の押しボタンボックスについているセンサーが信号待ちの人を感知するとスピーカーから音声が流れる仕組みで、最初の導入は、高齢者の利用が多い福岡市中央区那の川の交差点。
歩行者に注意を促すこのような信号機は全国に設置されているそうですが、子どもの声が使われるのは初めて。
メッセージは「青になるまでお待ち下さい」、「左右の安全を確かめて渡りましょう」、「無理な横断はやめましょう」の3種類で、音声には小学5年生の女の子の声がつかわれたそうです。
昨年、福岡県内の交通事故で死亡した人の22%が道路を横断中の高齢者で、警察は「孫の言うことなら聞いてくれるのではないかと考えて導入した」とのことです。
核心をついていると思いませんか。