新宮町でもバラが見ごろ

この季節、新宮町緑ケ浜の住宅街で、美しいバラを見ることができます。

春には、福岡市近郊でも、福岡市植物園や海の中道海浜公園、駕与丁公園などでバラ園が見ごろを迎えますが、こちらでは、増やし続けた華麗なバラがご自宅内でなんと100種類以も咲き、外からそのほとんどを見ることができるため、そのバラの美しさと甘く妖艶な香りに足を止め眺めていく方が毎年絶えません。

咲いているバラは、香りに特徴があるもの、花びらに特徴があるもの、明るくコントラストの高いものや淡く可憐なものなど色に特徴があるものなどさまざまで、「みちこ」、「まさこ」など皇室に通じるものや、「みさと」など有名歌手の名前が付けられたものもあります。

1階のお庭は主にイングリッシュローズ、2階のベランダにはハイブリッドティーローズが咲いていて、栽培されているバラはほぼ鉢植え。手入れが非常に大変で、年末にはすべての土を入れ替えているそうです。

こちらのお宅は、南側が駐車場になっていて、さえぎる物がないためとても日当たりがよく、一般的なバラの開花時期に比べて少しはやく咲きます。緑ケ浜の新興住宅地入り口付近で見ることができますので、ぜひごらんください。

ちなみに、バラは仲のいいご夫婦が手入れをされていて、奥様がいらっしゃるときは、ひとこと声をかけると、いろんなことを教えてくれますよ。

今年も、公益財団法人日本花の会にも所属する町議会議員の田村せいしさんにご紹介いただき、バラを8年育て続けるお宅を取材させていただきました。

なお、新宮町では、「花いっぱい運動」という地域活動をしている方々がいて、町の一画がさりげなく綺麗なお花で飾られています。新宮町の街角を歩くときは気にしてみてはいかがでしょうか。