佐賀県有田市で平成28年「第113回 有田陶器市」開催
ゴールデンウィークの人気イベント、平成28年「第112回 有田陶器市」が2016年4月29日から佐賀県有田町のJR沿線で開催されます。
「有田陶器市」は、明治29年に陶磁器品評会が開催され、その後、同時に開催されるようになった蔵ざらえ大売出しが元となるイベントで、現在は、有田商工会議所が主催する陶器市として毎年開催されています。毎年多くの人が訪れ、今年も約100万人の観光客が見込まれています。
「有田陶器市」では、JR有田からJR上有田両駅までの約4キロ間に約550店舗の焼き物屋が売り出しを行うほか、多くの屋台などが出店し有田の町全体がにぎわいます。また、今年も昨年の陶器市同様、有田のローマ字つづり(ARITA)を分解した「アート(ART)と愛(AI)のおもてなし」をテーマに、伝統的な陶器や、モダンな食器など様々な焼き物が出品されます。
4月29日に、泉山ロータリーから有田駅まで佐賀県警察音楽隊がパレードする「オープニングパレード」、陶器市期間中、町内5カ所にあるキーワードを組み合わせて応募すると抽選で素敵な有田焼がもらえる「手に入れろ!!お宝ワードin有田陶器市」、携帯電話やカメラで撮影した写真を、陶器市のフェイスブックに投稿し、入選すると有田焼がもらえる「Facebookフォトコンテスト」、町内約40店舗が、食器の使い方や食卓の演出の仕方などを来市者に向け提案する「提案型」の企画「テーブルコーディネート展」は、例年通り実施される予定で、各商店街で行われている、それぞれの特徴を生かした各種のイベントも実施が決まっています。
有田陶器市会場の有田郵便局前に出展する「ギャラリー&カフェ 房空路」や、「CAFE DE ARITA」として出店するカフェの数々を巡ってグルメを堪能するのも楽しみのひとつとなっていますよ。
なお、近隣の長崎県波佐見町でも、「第58回 波佐見陶器まつり」が同じ期間で開催される予定で、時間によってはどちらも回ることができます。