「ヤマザキナビスコ」がライセンス契約終了で社名変更し、オレオ、リッツなどの製造を終了
2016-02-15 04:52
テーマ:出来事
2016年2月12日、山崎製パン株式会社が、技術・商標ライセンス契約の終了に伴い子会社「ヤマザキ・ナビスコ」の商号を変更すると発表しました。
ヤマザキ・ナビスコ株式会社は、1970年に同社と、当時の米国ナビスコ社、日綿實業株式会社との合弁会社として設立され、「ナビスコ」の4ブランド製品、「オレオ」「リッツ」「プレミアム」「チップスアホイ」を中心にビスケット、クラッカーなどを販売している菓子製造会社。
山崎製パン株式会社は、1988年に米国ナビスコ社が保有していたヤマザキナビスコ株式会社の全株式を取得して、ヤマザキナビスコ株式会社を同社の子会社としましたが、今年の8月31日に迎える米国モンデリーズ・インターナショナル社とのライセンス契約満了に伴い、ナビスコブランドの「オレオ」、「リッツ」、「プレミアム」、「チップスアホイ」の4製品の製造を終了し、9月1日からは、商号をヤマザキビスケット株式会社に変更するとしています。
今後は、「チップスター」「エアリアル」「スリムサンド」などの既存製品に加えて新製品の販売や、ライセンス契約で制限を受けていた海外展開を開始するそうです。
なお、「オレオ」「リッツ」「プレミアム」については、ライセンスを保持している米国モンデリーズ・インターナショナル社の日本法人モンデリーズ・ジャパンが国内販売を引き継ぐことを発表しています。