猿田彦神社の「庚申祭」で猿面を 2016年は2月8日が初庚申(かのえさる)

2016年2月8日(月)、地下鉄藤崎駅1番出口すぐにある猿田彦神社で初庚申の「庚申祭」が行われます。

「庚申祭」は、暦による十干と十二支を組み合わせた60日周期の干支「六十干支(ろくじっかんし)」の庚申(かのえさる)に行われるお祭りで、1年に6回か7回執り行われます。

福岡市の一部地域では、猿(さる)が「去る」に通じるとして、「災いが去る」や「幸福が訪れる」ことを願い、猿田彦神社の猿面を戸口に掛けて縁起をかつぐ風習があり、特にその年初めてとなる庚申の日「初庚申」には非常に多くの人が猿面を求めに訪れます。

ちなみに、この猿のお面を求めることができるのは「庚申の日」だけ。また、社務所がこの「庚申の日」にしか開かないので、ご朱印もこの日にしかいただけません。

猿面は、ひとつ千円。

猿田彦神社では猿面のほか、祭神である猿田彦の顔をかたどった面「大面(御神面)」3,000円、初庚申、二番庚申のみ準備される「福笹(布猿付き)」500円、御札800円、御守り500円などを授与しています。

また、貴重なご朱印はお金を受け取っていないそうです。

今年は、申年とあって、より多くの人が参拝に訪れるかもしれませんが、できれば年の初めに願を掛けておきたいところですね。

今年の庚申の日

初庚申 2月8日(月)5:30～19:00
二番庚申 4月8日(金)7:00～18:00
三番庚申 6月7日(火)8:30～17:00
四番庚申 8月6日(土)8:30～17:00
五番庚申 10月5日(水)8:30～17:00
終庚申 12月4日(日)8:30～17:00

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