筥崎宮や新宮町の磯崎神社など各地で正月伝統行事「玉せせり」
2015-12-11 16:15
テーマ:イベント・催し物

お正月の伝統行事となっている「玉せせり」が、筥崎宮や地元新宮町の磯崎神社など福岡各地の神社で奉納されます。
「玉せせり」は、玉を奪い合って新しい年の吉凶を占う行事で、「玉競り」や「玉取り」などといわれて全国各地で行われています。
筥崎宮の神事「玉取祭」は、2016年1月3日(日)13時より行われ、約300人の締め込み姿の男達が触れると悪事災難を逃れ幸運を授かるといわれている重さ8kgほどの木製の霊珠(男玉)を威勢よく競り合います。
ちなみに、筥崎宮の「玉取祭」では、最後に玉を納めた競子がその年一番の幸運者で、その競子の属する地区が恵比須信仰による吉運を得るとされていて、その地区が浜側なら大漁、陸側なら豊作に恵まれるといわれています。
新宮町の磯崎神社で行われる「玉競り」では、毎年1月2日に実施されており、筥崎宮など大人たちだけの奉納と違い、子どもたちの雄姿が印象的です。