北アメリカ航空宇宙防衛司令部(ノーラッド)のサンタ追跡サイト「NORAD Tracks Santa」オープン

北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD:ノーラッド)のサンタ追跡サイト「NORAD Tracks Santa」が60周年記念バージョンで今年もオープンしました。

サンタの飛行追跡は、NORADとその前身である中央防衛航空軍基地(CONAD)が60年に渡り毎年続けてきた恒例行事で、1955年にコロラド・ スプリングスに拠点を置くシアーズ ・ローバック社が子供向けに「サンタへの直通電話」を開設した時に誤った電話番号を広告に掲載したのがきっかけとなって始まりました。

サンタクロースに繋がるはずのその番号はCONADの司令長官のホットラインの番号で、子供達からの電話を受けた当時の司令官ハリー シャウプ大佐は、サンタが北極から南に向かった形跡がないか部下にレーダーで確認させ、電話をかけてきた子供達にサンタの現在地の最新情報を順次伝えたということです。

この伝統は現在も続けられ、毎年クリスマスの時期には、NORADが追跡したサンタクロースの飛行経路を公開するインターネットのホームページ「NORAD Tracks Santa」を開設しています。

ホームページは日本語も含めた8か国語に対応していて、サンタクロースの飛行経路は24日(木)のクリスマスイブ、日本時間の17時から公開される予定。

ちなみに、NORADに電話またはメールすると、サンタクロースの現在位置をちゃんと教えてくれるそうですよ。