都道府県別夫婦げんかと離婚との関係

先日、結婚総合情報サイト「楽天ウェディング」が、インターネット調査をもとに、「都道府県別夫婦げんかランキング」を公開しました。

それによると、「夫婦間のけんかは多い方だと思う」と回答した人の居住地域は、1位が福井県(19.1%)、2位が島根県(17.9%)、3位は富山県(17.6%)と、いずれも日本海側に位置する県が上位を占めています。また、夫婦げんかが少ない3県は、和歌山県(9.6%)、徳島県(11.1%)、新潟県(11.5%)という結果でした。

そこで、離婚との関係を調べてみたところ、2015年9月に発表された、総務省公表の「人口動態調査」によれば、最新(平成14年)の離婚率は、低い順に、富山(1.34%)、新潟(1.38%)、秋田(1.4%)、島根(1.4%)、岩手(1.45%)、福井(1.46%)、山形(1.48%)、石川(1.49%)、長野(1.57%)、岐阜(1.58%)、また、ワースト10は、沖縄(2.53)、宮崎(2.07)、大阪(2.06)、北海道(2.04)、和歌山(1.98)、福岡(1.98)、高知(1.86)、鹿児島(1.82)、東京(1.81)、鳥取(1.8)
という結果に。

夫婦間のけんかが多い3県はいずれも、離婚率が低いベスト10以内に入っていました。また、喧嘩が少ない3県の内、新潟県は離婚率が低い県の2位に、和歌山県は離婚率が高い県の5位に入っています。

ちなみに、離婚率でワースト6位に入っている福岡は、喧嘩が多いランキングでは35位。

微妙な県もありますが、他の県も含め大雑把にみると、喧嘩が多い県の離婚率は比較的低いようです。

喧嘩をするほど仲がいいとはいいますが、確実にいえることは、喧嘩が多く離婚率が高い、沖縄や宮崎よりは、喧嘩も離婚も少ない新潟の夫婦の方が幸せだということでしょうか。

あなたはどう思いますか?

楽天ウエディング