おうし座流星群としし座流星群が極大期に
2015-11-14 15:33
テーマ:天気・自然
おうし座流星群としし座流星群が極大期に入り見ごろを迎えています。
「おうし座流星群」の極大は昨日13日(金)の未明で、すでに極大は過ぎていますが、他の流星群と比べて、ピーク時までの出現数の増加はなだらかで、25日くらいまでは楽しむことができるそうです。
「おうし座流星群」には2つの放射点(南群・北群)があり、今は北群がピーク。1時間に流れる数は数個程度ですが、明るい流星が見られる可能性があります。放射点があるしし座は夜には既に東の空に現れています。
一方、「しし座流星群」が極大となるのは11月18日(水)未明ごろの予定で、観測できるのは23日頃まで。「しし座流星群」は母天体であるテンペル・タットル彗星が33年周期で太陽の近くに回帰するため、その前後に大出現を迎える特徴をもっています。
近年は、出現数は多くありませんが、まれに、火球と呼ばれる明るい流星をみることができる流星群です。こちらも、1時間に数個程度を観測することができ、放射点があるしし座は23時過ぎから東の空に現れます。
来週は、深夜0時ごろに、おうし座流星群を頭上に、しし座流星群を東に、同時に見ることができるチャンスです。
せひ、ごらんください。