佐賀で国の名勝指定「九年庵」が一般公開
2015-11-04 11:42
テーマ:イベント・催し物

佐賀県神埼市にあり、国の名勝にも指定されている「九年庵」が11月15日(日)から9日間、一般公開されます。
九年庵は、佐賀の大実業家、伊丹弥太郎が明治25年に造った別荘と明治33年から9年の歳月をかけて築いた6,800㎡の庭園で、入母屋葦葺の屋根に杉腰張りの土壁、竹格子の連小窓や真竹を用いた周りの濡縁など、野趣に富む別荘とともに、多くのモミジ類などが、美しい秋の景色を彩ります。
平成7年2月に国の名勝の指定を受け、毎年春の新緑の時期と秋の紅葉の時期に一般公開されており、秋には1日1万人を超える観覧者が訪れます。
ちなみに九年庵の九年とは、この庭園の築造に9年の歳月をかけたことに由来するそうです。
観覧には、美化協力金300円(中学生以下無料)が必要。公開期間後半の週末21日、22日、23日は非常に混雑することが予想されているので、特に来るまで来観される方は早めに行くことをおすすめします。