オーストラリア原産の「エミュー」を使ったご当地レトルトカレー「佐賀基山のエミューキーマカレー」発売
2015-10-12 11:50
テーマ:出来事

オーストラリア原産の「エミュー」を使ったご当地レトルトカレー「佐賀基山のエミューキーマカレー」が11月から九州自動車道の基山パーキングエリアで販売されるという記事が西日本新聞に掲載されました。
「エミューキーマカレー」は、基山町で飼育されている大型鳥「エミュー」を使った商品で、担い手不足などで耕作放棄地が増える基山町内の中山間地を守ろうと7月に発足した株式会社きやまファームが、6次産業化による農業者の収益確保と地域活性化を目指して開発したもの。
このレトルトカレーに使われている「エミュー」は体長1・7メートルほどに成長するオーストラリア原産の大型鳥で、食用肉や、薬、化粧品などの加工オイル「エミューオイル」用として、主にオーストラリアなどで飼育されています。
同社は、設立後に、佐賀県の補助を受けて飼育数を増やし、福岡県飯塚市にある「一番食品」と協力して、ご当地カレー「エミューキーマカレー」を完成させたとのこと。
価格は1個500~700円になる見込み。
基山町内の中山間地の耕作放棄地は現在約10万平方メートルにも及ぶということで、今回の6次産業への取り組みにはかなりの期待がよせられているようです。