九州国立博物館が開館10周年記念特別展「美の国 日本」実施
2015-10-08 09:16
テーマ:イベント・催し物
九州国立博物館が開館10周年記念特別展「美の国 日本」を来週末10月18日(日)から実施します。
「美の国 日本」は、今年10周年を迎える九州国立博物館が実施する記念企画のメインとなる特別展で、日本屈指の優品が集まる、九博10年の特別展史上前例のない圧倒的な展覧会です。
展示される美術品はどれも名宝と呼ばれるにふさわしく、国宝30余件、重要文化財30余件と非常に豪華。縄文時代から鎌倉時代にいたるまでの日本美術の粋を観ることができ、「日本の美」成熟への道程を象徴的に展望します。
また、琉球とアイヌの美として、都が置かれた奈良や京都を中心に形成された、いわゆる和様の美だけではなく、南方の琉球と北方の蝦夷地など日本列島の周縁で育まれた美の諸相も展示。
公開される正倉院宝物6件のなかには、螺鈿紫檀五絃琵琶や筑前国嶋郡川辺里戸籍(正倉院古文書)など、歴史の教科書で取り上げられとりわけ親しまれているものも含まれているそうですよ。
日本人なら誰もが一度、目にしたことがあるであろう国宝の数々を、実物で見ることができる稀な機会です。ぜひ、ごらんください。
なお、10月18日は開館10周年記念の記念イベント「きゅーはく市民感謝祭」開催のため、リニューアルする4階「文化交流展示室」の無料観覧日となっています。