「不思議の国のアリス」発刊150周年で記念コイン発行
2015-08-25 10:13
テーマ:趣味・趣向
「不思議の国のアリス」の発刊150周年を記念してツバルから発行された銀貨が、8月21日(金)から日本国内で販売開始になりました。
「不思議の国のアリス」は、イギリスの数学者チャールズ・ラトウィッジ・ドジソンがルイス・キャロルの筆名で書いた児童小説。1865年に発刊され、今年が150周年にあたります。
今回発行されるのは2種類の銀貨で、ひとつは、中心部に本物の時計が嵌め込まれた2ドル銀貨。アリスとチェシャ猫、トランプがデザインされた裏面にある時計の文字盤には、白ウサギとともに「Oh dear! Oh dear! I shall be late!」(大変だ!大変だ!遅れちゃうよ!)の文字が、時計の裏側(コインの表面)には、小説から引用された「Oh my ears and whiskers, how late it’s getting!」(耳やらヒゲやら、こんなに遅れてどうしよう?)という文字がらせん状に書かれています。
2ドル銀貨は、コイン全体にアンティーク加工が施されており、すべて手作業で加工されているため、1枚1枚異なった仕上がりになっています。
もうひとつは、1ドルカラー銀貨で、裏面に「DRINK ME」(私を飲んで)と書かれたビンを持つアリスと、チェシャ猫、白ウサギが描かれ、「Alice’s Adventures in Wonderland」(不思議の国のアリス)、「150 Years」がデザインされています。
時計付2ドル銀貨は、発行数2,500枚で価格が30,000円(税込)、1ドルカラー銀貨が、発行数5,000枚で価格が13,650円(税込)。
昭和のころは、英語の教科書などに登場していたお話なので、あの「ハンプティ・ダンプティ」がいてほしかった気もしませんか。