気象衛星「ひまわり8号」が正式運用を開始
2015-07-08 14:51
テーマ:出来事
気象衛星「ひまわり8号」が、昨日、日本時間で7月7日(火)11時に正式運用を開始しました。
「ひまわり8号」は、次世代型の気象衛星として世界に先駆けて平成26年10月7日に打ち上げられた最新機で、日本だけでなく、広くアジアを対象に雲の動きなどを観測することができ、観測の対象となる国をはじめ世界中がその動向に注目しています。
観測性能がこれまでより大幅に向上しており、画像が白黒からカラーへ変更されているほか、解像度が約4倍向上し高精細化、処理速度が非常に速く、フルディスク(全球)観測時間が短縮されたことで、これまでの約12倍、常時2.5分毎に高頻度観測し細かい分析をすることが可能になりました。
これにより、天気予報の予報精度向上や災害を引き起こすおそれのある局地的な豪雨の観測の強化などが期待されています。
ちなみに、衛星画像は、国立開発研究法人情報通信研究機構(NICT)が運営する「ひまわり8号リアルタイムWeb」で公開されていて、気象衛星「ひまわり8号」が撮影した映像をリアルタイムで見ることもできます。
これで、天気予報の的中率も上がるのでしょうか。期待したいところですね。