八幡西区黒崎で「黒崎祇園山笠」開催
2015-07-07 11:00
テーマ:イベント・催し物
およそ400年前から続く「黒崎祇園山笠」が、7月17日(金)から八幡西区黒崎で開催されます。
「黒崎祇園山笠」は、春日神社、岡田宮、一宮神社の氏子によって奉納され、福岡県の無形民俗文化財に指定されているお祭りです。関ヶ原の合戦の陣太鼓の勇ましさを祇園囃子に取り入れた黒崎祇園山笠は「けんか山笠」ともいわれていて豪快。
「黒崎祇園山笠」では、祇園に繰り出す山笠は人形飾山ですが、黒崎祇園の間の無事安全を願い海水によって山を洗い清める「お汐井取り」では、最上部に笹を立て、その四方を杉勾欄、梵天、幕で飾った、笹山笠とよばれる「山」の形式では初期のものを使います。
この笹山笠が非常に貴重で、昭和43年に県無形文化財、昭和51年に県無形民俗文化財に指定されました。
みどころは18日の「山笠競演会」、21日の「太鼓競演会」と「解散式(フィナーレ)」です。なお、中日の20日、21日は、山笠が各地域を神幸します。
今年は、豪華絢爛な8基の山笠の一般開放を行う「山笠大集合」も行われ、一つ一つの山笠の美しい飾りを間近に見て楽しむことができるそうです。