福岡県がニセ電話詐非常事態宣言を行い「ニセ電話気づかせ隊推進委員会」発足
2015-06-16 11:30
テーマ:行政・公共
福岡県は、ニセ電話詐欺の撲滅に向けて取り組む社会をつくるため、、6月15日(月)に、福岡県知事をトップとする「ニセ電話気づかせ隊推進委員会」を発足させました。
福岡県内ではオレオレ詐欺などのニセ電話詐欺が多発。今年5月末での被害額は10億円を超えるなど、極めて深刻な状況となっています。
今回発足した「ニセ電話気づかせ隊」とは、ニセ電話詐欺の被害防止活動に取り組む、複数名で構成する団体のことで、だまされている(または、だまされかけている)高齢者に声をかけ、被害を阻止する活動をする人たちのことで、現在、銀行のATMなどで行なわれ、一定の効果を上げている「行員による声かけ」と同じような活動の輪を広げ、27年度中に5,000団体10万人の達成をめざしています。
福岡県警察本部で開催された推進委員会の発足式では、委員長の小川知事による「ニセ電話詐欺非常事態宣言」や事業者代表による「ニセ電話詐欺撲滅宣言」が行われ、安全安心な社会づくりへの強い意志を示すとともに、ニセ電話気づかせ隊への参加を呼びかけました。
身近な人に被害が及ばないように、われわれも、周りのお年寄りに注意をうながしましょう。