新食感の冷凍たまごが人気
2015-05-26 09:39
テーマ:生活・フード・ファッション・住宅
今年に入り、テレビ、ネットなどで話題となっている「冷凍たまご」。
これまで「たまごは冷凍に向かない」とされてきただけに、目からうろこの調理法と絶賛されています。
生卵は、一度冷凍すると、形が元に戻らず、卵黄は球状に固まったまま。卵黄を割るとねっとりとします。しかし、味はとてもまろやかで食感も新しく、これまでとは一味ちがった料理が楽しめると人気が急上昇。鮮度も落ちにくいので、いまや、料理本が出るほどの人気ぶりです。
料理本「冷凍たまごのこくまろレシピ」では、揚げたまご、スコッチエッグに、話題のエッグスラットやハムエッグ、ふわふわ卵白スイーツまで登場しています。
卵黄は冷凍して解凍することで、水分が抜けてタンパク質同士が結びつき、モッチリ食感を生み出すとともに、うま味が増したように感じるように。また、冷凍、解凍のプロセスで卵黄膜が破れ、細胞間に隙間ができるため、味の付き方もよくなるといいます。
ただ、たまごを冷凍すると、中身が膨張して殻に亀裂が入ったり、中身がでることがあるので注意が必要。直接冷凍庫に入れるのではなく、袋などに入れてから保存しましょう。
冷凍卵を使うときは、凍ったまま調理しても、解凍して調理してもよいということで、たまご料理のレパートリーがさらに広がりそうですね。
お家で試してみませんか。