福岡市と西日本鉄道株式会社が都心3拠点を結ぶ「新交通システム」導入へ
2015-04-19 08:20
テーマ:行政・公共
天神ビッグバンによって高まる公共交通の効率化を目指し、都心3拠点を結ぶ「新交通システム」の導入に福岡市と西日本鉄道株式会社が共働で取り組むと発表しました。
発表された「新交通システム」では、都心部へ乗り入れる自家用車を減らすため、都心周辺の駐車場の利用を促進し、それらの駐車場と都心部を結ぶとともに、天神、博多、ウォーターフロントの都心3拠点間を繋ぐ予定。第一弾のチャレンジを象徴的にするため、デザイン性の高い連節バスが導入されます。
これにより、より早く、時間通りにおおくの人々を運ぶシステム「都心循環BRT(Bus Rapid Transit バス高速輸送システム)」の形成を実現するのが目的で、計画では、連節バスは15台導入され、停車頻度10分間隔、両周りの循環ルートを、主要停留所のみの快速運行で結びます。
また、福岡市は、バス停上屋や走行環境改善等、公共空間における整備を、西鉄は、整備場や連節バス車両導入等、運行および運営に必要な施設整備をする計画になっていて、平成28年度に2台の連節バスを導入し、運行上の安全性や課題の確認を順次行いながら段階的にシステム形成を行い、循環ルートでの本格運行へ移行するとのことです。
便利に生まれ変わる福岡を見るのが楽しみですね。