福岡市のバーチャル行政区「カワイイ区」3月末終了
2015-03-18 08:40
テーマ:行政・公共
福岡市のバーチャル行政区「カワイイ区」が、3月末で終了することが正式に発表されました。
「カワイイ区」は、2012年8月末に開設し、シティプロモーション事業として、新宮町の人口よりも多い4万人を超える区民を集めた仮想の行政区。初代区長にAKB48の篠田麻里子さんを起用して話題を呼び、現在は2代目区長を中心に「カワイイ」というコンセプトで福岡の魅力や特性を発信してきました。
メールアドレスなどを登録すれば誰でも無料で「区民」になれ、福岡の食やファッション、イベント情報を受け取ることができましたが、最近は、登録区民の数が伸びず、2年半で事業にかけた事業費3300万円に見合う効果を得られないことから、閉鎖が決定しました。
カワイイ区の終了に伴い、カワイイ区ホームページ(http://kawaiiku.jp/)、区民登録や特別住民票の発行、メルマガ配信、区民特典は3月末をもって終了する予定で、区民登録、特別住民票の発行は3月31日(火)19時までだそうです。
福岡市は、4月以降も引き続き、福岡市の広報ツールを通して、福岡市のさまざまな情報を発信するとしています。