スシローが近畿大学の養殖技術で育ったクロマグロを販売
2015-01-23 10:22
テーマ:生活・フード・ファッション・住宅
大手開店寿司チェーンのスシローが、近畿大学の養殖技術で生まれたクロマグロを使った寿司を販売するようです。
近畿大学は、人工孵化して成長したクロマグロが再び産卵する「完全養殖」に世界で初めて成功したことで知られており、卵から成魚まで近大で育てたクロマグロを「近大マグロ」として出荷をしています。
メディアなどで最近話題に上がることも多い、この近畿大学のクロマグロ養殖技術ですが、今回のように大手外食がその技術から生まれたマグロを採用するのは初めて。
これまで「近代マグロ」は直営店や一部小売りなどで販売されてはいたものの、出荷量が年間約2,000尾と少なく、ほとんどの方が口にすることはありませんでした。
今回のマグロは、近畿大学で一貫して養殖される「近大マグロ」とは異なり、近畿大学が人工孵化させたマグロの稚魚を、刺し身用マグロの取り扱い最大手の東洋冷蔵が養殖したもの。
東洋冷蔵は、独自ブランド「ツナプリンセス」として、今後二年間で約800トン出荷する計画だそうです。
近畿大学生まれのマグロをようやく全国で食べることができるようになるんですね。
本日から順次販売され、2月4日から全店で展開するそうです。