詐欺対策の年賀状 久留米の郵便局、警察、企業や団体が協力

福岡県警察本部によると、県内のニセ電話詐欺の被害総額は過去最悪だった去年の同じ時期をおよそ1億円上回る11億1000万円余りになったそうです。

テレビなどでもたびたび取り上げられているにもかかわらず、被害は増える一方で、詐欺グループの巧妙さが伺えます。

そんななか、目に止まりやすい年賀状で高齢者に注意を呼びかけようというアイデアが今年実行されることになりました。

ニセ電話詐欺の被害を防ごうと、久留米の郵便局と警察が企画したもので、ニセ電話詐欺の具体的な手口を知ってもらい、被害を防ごうというものです。

ニセ電話の詐欺対策は、高齢者に周知してもらうことくらいしかなぁ、と悩ましいばかりですが、年賀状を使うというアイデアは最高ですね。

はがきや印刷代は市内外の25の企業と団体が負担し、元日に、久留米市内の高齢者が住む7200世帯に配達されます。