焼きたて自家製パン屋 ブーランジェリー シエルブルー 「CIEL BLEU」
西鉄新宮駅のすぐ近くにある、フランスの伝統的な本格バケットが食べられるお店です。
店名の「シエルブルー」は青空を表します。
生地作りから全て自家製で行う本格的なお店で、バケットで有名な東京の高級ブーランジェリー「PAUL(ポール)」や、「アンデルセン」などでパン作りをしていた店主が幼少のころからの夢を実現させ開店しました。
「シエルブルー」は、テレビで取り上げられることも多い、実は隠れた名店。
店主が、最もこだわりを注ぐバケット類は、フランスの伝統的な製法を忠実に再現するPAULのバケット同様、材料の小麦、塩、そして水を厳選し、本場フランスのバケットと変わらない味を誇る自慢のバケットです。
スタンダードなバゲットには、フランス産小麦100%の小麦粉「メルベイユ」を使用し、フランス産の塩「ゲランド」と水「コントレックス」でこねた生地を長時間熟成、17時間もかけて丁寧に作られます。
また、カンパーニュはライ麦全粒粉と小麦粉を天然酵母で発酵させ作っています。
地方でこのような本格パンが食べられるお店はとても希少。
多くは女性客ですが、男性のお客様は一度バゲットを買うとほぼ常連さんになってしまうそう。ハードなパンの食感と伝統的な味が特に男性の好みに合うのかもしれません。
「シエルブルー」は地域密着型のお店でもあり、焼き目が薄く、柔らかな甘いパンを好む地元の方に合わせたパンも多く揃えています。
テレビでも紹介されたメロンパンや、リピーターの多いクリームパンなどは、小さなお子様がいるご家族に大人気。
店主もオススメの豆乳食パンは、カナダ産の最高級小麦粉「アバロン」を使用、一部をお湯でこねた「湯だね」を使った生地で作る、卵、牛乳不使用の特殊な食パンです。
子どものアレルギーに気を使う親や、生まれたばかりの赤ちゃんの離乳食用としてとても人気で、お土産などで一本買っていかれる方も多いのだそうです。
他にも、水を使わず、牛乳とヨーグルトでこねた、リンゴとレーズンのパン・オ・レは創業以来のロングセラー商品となっています。
また、サンドウィッチは、約50度で洗った野菜を使用。アクが減り、甘みが増したお野菜がとてもフレッシュでおいしい一品。
お店では、パン以外に、焼き菓子やロールケーキなども販売しています。
メロンパンラスクは、お店のメロンパンを使用して作った、カリカリ食感とメロンパンの味がたまらない珍しいラスク。特殊な手法で作られており、他店ではまねできない評判の焼き菓子です。
最近少し広めになったイートインスペースで、コーヒーをはじめとした各種のドリンクを注文することもできます。
このイートインスペースでは、ネイティブによるフランス語や英語のレッスンを受けることも出来るとのこと。詳細は店頭で。
「シエルブルー」は、焼きこんでハードな本場フランスの伝統的パンと、やわらかく甘い日本的なパンが両方楽しめるとてもうれしい自家製パン屋さん。
すべて手作りのパンには優しさが込められており、小さなお子様がいるご家族には特にオススメです。ぜひ、おいしいパンを買いにきてください。
駐車場あり。