喫茶店 コーヒーハウス タイム
長年サラリーマンや学生、おかあさん達に愛されてきた駅前の喫茶店。
よき時代のそれそのままで、いつまでも色あせないスタイル。
この雰囲気を出せる喫茶店は数少なくなりました。
クラシックなカウンターやテーブル、ランタン風の照明が心地よい空間を作り、店内に流れるジャズのサウンドが、都会的な「本物の喫茶店」の雰囲気をただよわせます。
駅のすぐそばの福岡工業大学からは、この雰囲気が好きな、サークルや仲間内で通う学生さんも多くいて、創業当時からの常連さんとともにお店をにぎわせています。
喫茶店といえば、おいしいコーヒーですが、タイムでは、コーヒーをサイフォンで淹れます。
ふわりとのぼり、そしておちてゆくのを眺めながら待つ時間をたのしめるサイフォンでの抽出は、「ゆっくりとくつろぐ時間を」という気持ちを込めた店名「タイム」の意味を本物にする唯一の淹れかたかもしれません。
食事メニューはほぼすべてが手作りで、モーニングをはじめ、喫茶店ならではのメニューはいまでも健在です。
料理のオススメは、ナポリタンと、カレー、そしてホットサンド。どれも創業当時からある人気の看板メニューとなっています。
ナポリタンは、ケチャップを使わず、トマトホールをベースとしたソースを1日以上煮込んだ自家製のものを使用。タイムのナポリタンの特徴的なことは、とろける焼きチーズがのっているということ。ここでしか食べることの出来ないオリジナルのナポリタンです。
また、カレーは、3日以上煮込んだものしか提供しないという、こだわりの濃厚カレーソース。「何年も県外にいた古いお客様も、この味を求めて時折来店されるんです。」という、いつまでも変わらないママ自慢の一品です。
この地方のよび方で「ぼた」と呼ぶ魚のすり身に衣を着けて揚げたコロッケとして、すっかり有名になった、新宮町の特産品「ぼたコロ」。実は、ママと一緒にお店をやっているお姉さん「ミカさん」と新宮町にあるイタリアンレストラン「ピッコロ」のシェフが商工会とともに作り上げた大人気の商品です。ハート型の形もミカさんが考案しました。
タイムでは、この「ぼた」を使ったメニューを食べることもできます。
商品としての「ぼたコロ」はイベントで販売する他、タイムや商工会で購入できます。人気のため僅少です。事前にご予約が必要なときもあるのでご確認ください。
その他、最近「カラスミ」を使った新メニューも加わりました。「カラスミパスタ」は1日限定5食ですのでお早めにご注文ください。
(長崎の「高野屋」という名前を聞いたことがあるでしょうか。あの日本の三大珍味「カラスミ」を最初につくったというこの「高野屋」は、実はタイムのママのご実家にあたるそうで、タイムの新メニュー「カラスミパスタ」でもこちらの本物の「カラスミ」を使用しています。また、お歳暮の時期はタイムでも「カラスミ」販売しています。ご希望の方は店頭でご注文を。)
お昼にはランチもあります。子連れでランチOKのお店です。
静かで落ち着いた空間でおいしいコーヒーをいただけるのがタイムの魅力です。
カウンターで、話をしながらくつろぐ時間は格別ですのでぜひたのしんでください。