産直販売店 ひとまるの里
新宮町で唯一の産直販売店。
地元の農家の方々が、組合を発足し地元の農産物や鮮魚、特産品などを販売するためにオープンした、食の安全を第一に考えたお店です。
ひとまるの里では、一部、お客様からのご要望でおいてある以外は、一切輸入品を扱わないことがポリシー。
どうしてもというご要望にお応えして販売している輸入バナナについても、エクアドルの日本人農家、農園が生産したものだけを使う徹底ぶり。農園は、かなり有名な農家で、減農薬にこだわり、スーパーなどでは1本100円で売られているような品物です。
ひとまるの里がすごいのは徹底したトレーサビリティ。
商品を販売する組合員は新しい農産物を販売するに当たって、その農産物についての栽培経過や使用する農薬の種類、散布した時期や量など、非常に細かい内容の申告をします。
そして、厳しい安全基準を満たしたものだけがお店で販売されているんです。
下の写真は、その書類。
現在は約70件の農家の方が、毎日、新鮮な野菜をお届けしています。
また、野菜はほとんどが袋に入れられており、食品衛生面や鮮度にとことんこだわっていることがわかります。
ここにしかないものばかりというわけではありませんが、新鮮で安全であることは間違いありません。
福岡県が県産水産物を積極的に取り扱う飲食店や販売店として認定している「ふくおかの地魚応援の店」でもあるひとまるの里では、契約している地元新宮と相島の網元から仕入れる漁師直送の魚介類を販売しています。
鮮魚入荷は「こいのぼり」が目印だそうです。その日の漁獲量によってお店に並ぶお魚の量も多かったり少なかったり。種類も毎日違います。鮮魚はお早めに。
立花のみかん畑や蓮華などの花の蜜でできた蜂蜜、新宮の「おばちゃん」製お味噌、全国でも有名な進藤商店の干し魚、おきうとなど、多くのおすすめ特産加工品があります。
ほかにもご紹介したいものがたくさんあるので探しにきてください。産直の商品だからこそできる、安全へのこだわり 配慮です。
冬に入り口付近に大量に並ぶ立花みかんは、かつて天皇陛下にも献上されていたほどのおいしいみかん。
また、知らない人も多いと思いますが、石垣イチゴとして有名だったイチゴも新宮の特産品のひとつ。ぜひ、食べてみてください。
向かって左の入り口を入ったところにおいてあるお惣菜やお弁当は、ひとまるの里が運営する「ひめ工房」で作ったもの。
お弁当によく使われる冷凍食品、冷凍野菜など、いわゆる2次加工品は一切使わず、全部、ひとまるの里に併設されている厨房でやさしいおかあさんたちがつくってくれています。
この、お弁当に使われている食材は、ひとまるの里で販売されている安全野菜や新鮮な魚、お米など。絶対おすすめのお弁当です。
「ひめ工房」では、オードブルの仕出しもしています。
注文したお客様からは、他で頼んだときよりも食べ残しがなく評判だそうです。
ビニール製の仕切り(バラン)になるべく本当の野菜を使用することで、容器以外捨てることなく全部食べれるようにつくっているというような細かいやさしさなんかも食べ残しがなくなることの理由かもしれません。
「ひめ工房」もひとまるの里同様、食品衛生がしっかりしていて安心。外から作っているところを見ることもできますよ。
農産物や鮮魚以外にも、畜産品、調味料や加工品、パンなどがおいてあり、商品のバラエティーはスーパーに近く、だいたいのものがそろいます。
毎週土曜日には、地元粕屋でとれたもち米100%のお餅をついています。出来立てのおもちを食べたい方は土曜日に行きましょう。
夏の時期は、おもちに代えてポン菓子を実演販売しています。お子様を連れてぜひ足を運んでください。40代以降の方には、ポン菓子を作るところがとてもなつかしいですよ。
ひとまるの里では、年に4回、桜祭り、盆、周年記念、年始にイベントをしています。
イベントでは、無料でぜんざいを振舞ったり、ガラポンなどをしたり盛りだくさん。ひとまるの里を運営している組合員が勢揃いして、日ごろの感謝をお客様にお返しします。